社員の定期健康診断

うちの会社も今年から社員の健康診断を行う事にした。

労働安全衛生法で、常時雇用する労働者には
1年に1回は健康診断を実施する必要がある事は知ってはいたが、
昨年までは実施できていなかったのが実情ではある。

今年からは新卒も入ったのでそろそろちゃんとやろうという事で
会社設立以来初の健康診断実施となった次第である。

 

まず「労働安全衛生法に基づく健康診断について」の資料pdfから。

健康診断の種類

「雇入れの際」と「1年以内ごとに1回」と書いてある。

私も何回か転職をしたが、雇入れ時に健康診断を実施された覚えがない。

1年に1回の健康診断を実施しない会社も1社だけあった記憶だが、
雇い入れ時の健康診断は特に割愛している会社が多いのではないだろうか。

 

次に健康診断の項目について。

健康診断の項目

 

年齢の区分について分かりづらく書いてあるが、
大きく分けると下記ふたつの区分になる。

A.34才以下および36才から39才までの方
B.雇用時、35才および40才以上の方

 

健康診断の費用について、
会社の近くの健康診断を実施してくれる病院をいくつか調べたところ
上記Aの場合で1名につき5,000円前後、Bの場合で10,000円前後といった感じだ。

で、病院を決めたら後は電話をして、
法人として社員の健康診断を実施したい旨を話せば、
請求書払いとかその他の段取りを教えてくれると思う。

以上です。

 

蛇足ながら、健康診断について資料を読んでいると、
労働者が50人以上いる場合は報告書の提出が必要である事を知った。

健康診断結果報告書等の提出について|東京労働局(pdf)

労働者が50人未満でも健康診断の実施義務がなくなる訳ではなく
もちろん実施しなくてはならいないが、結果報告の義務はないようだ。

 

しかし社員が多くなると何かと手間が多いんだな。

法人税の均等割も社員数50人超で課税額が多くなったと思うので
社員数が50人前後のときは色々と気を遣う必要があるなぁと再認識した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です