ソーシャルゲームのRMT

先ほど読んだ下記に記事についてぼやく。

ソーシャルゲーム騒動にはもう一幕あるよという話

コンプガチャ騒動の次に控えているのは「反社会的組織の関与」の問題であると。
下記は記事から引用。

”反社会勢力のRMT行為への関与は、現在のようにソーシャルゲームが興隆する以前からオンラインゲーム業界で燻り続けてきた問題です。プログラムのバグを利用して大量にレアアイテムを複製したり、自動でゲーム内通貨を稼ぐbotと呼ばれるプログラムを開発して、それを転売するなんて事は朝飯前。最悪プログラムを組む知識なんぞ無くとも、人件費の安い途上国で労働力を買い叩き、PC環境を与えて一日中ゲームをやらせればRMTビジネスは成立します(いわゆるゴールドファーマー問題)。反社会的勢力にとっては、IT時代に生まれた手っ取り早い稼ぎ口といっても良いでしょう。”

ちょうど先日、髪を切りにいった時にソーシャルゲーム好きな美容師がこんな話をしていた。
「無課金で遊んでいたドリランドで集めたカードを売ったら2万円ぐらいになった」と。

「じゃあ無職の人はずっとソーシャルゲームをやっていれば少し稼げますね」なんて言うと、
「半年以上プレイをして2万円だからパケ代にもならない」と、こんなやりとりであった。

しかしこんなくだらない話も、
記載があるような途上国の安い労働力で実現可能かと思うと何とも不気味である。

”黒龍江省の建築職業学院を卒業し半年ゴールドファーマーに従事した人間によれば、彼の仕事場には7台のパソコンがあり、十数人の人間がいて、彼ともう一人で一台のパソコンを共有し「二交代制」により1人あたり毎日12時間の仕事をしなければならなかったとのこと。ボスにより一日に上納する「ゴールド」のノルマが決められており、終わらなければ給料から引かれ、ノルマを超えた分は歩合給となり、彼は最多で24時間パソコンの前で作業したという。” 参考サイト

もちろんソーシャルゲームの運営サイドにも対策を講じる責任もあるが
何よりCtoCで売買ができてしまうYahooオークションなどの
Webサイトの対応が野放しである事が不可解である。

リアルの仲間内同士で「このアイテム一万円で譲ってよ!」みたいなやりとりは
まだ微笑ましいうえ、何より完全に監視や禁止をするのは難しいと思うが、
ヤフオクで堂々と換金できちゃうのはダメでしょ。

まぁ時間の問題かもしれませんが。