復興特別所得税について

税理士から戻ってきた年末調整の資料を見ながら
各社員の計算が合っているか検算をしてみた。

合っている事を確認してから1/25の給与支払いで
年末調整分を合算して出金したいのである。

12/25の給与支払い時に間に合う会社も多いだろうが、
せわしないので、うちは今後も1/25でやりたいと思う。

 

で、去年と同じ計算式で出した年調年税額が、
税理士が戻してきた金額とほんの少しだけ合わない。

去年参考にしていた資料を見ていても全然分からないので、
国税庁のWebをみてみたところ原因が分かった。

平成25年分年末調整がよくわかるページ|国税庁

■昨年と比べて変わった点(PDF/355KB)

I.昨年と比べて変わった点

1.復興特別所得税を源泉徴収することとされました。

 平成23年12月2日に東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法(平成23年法律第117号)が公布されました。
 これにより、所得税の源泉徴収義務者は、平成25年1月1日から平成49年12月31日までの間に生ずる所得について源泉所得税を徴収する際、復興特別所得税を併せて徴収し、源泉所得税の法定納期限までに、その復興特別所得税を源泉所得税と併せて国に納付しなければならないこととされました。

(中略)

(1)源泉徴収すべき復興特別所得税の額と納付のしかた
 源泉徴収すべき復興特別所得税の額は、源泉徴収すべき所得税の額の2.1%相当額とされており、復興特別所得税は、所得税の源泉徴収の際に併せて源泉徴収することとされています。

もう既に処理をされた人からすると何を今更という話でしょうが、
復興特別所得税というものが追加されているとの事で
以前の計算式の最後に1.021を掛けた金額が今回の税額のようだ。

税理士の資料では「年調所得税額」というのが以前の計算で出る金額で
「年調年税額」が1.021を掛けた金額で記載されていたのであるが、
全然分からなくて少々手間取ってしまった。

 

もし社員に内訳を聞かれて答えられないとダサかったので
把握できて良かった。