民事再生とか破産とか

民事再生とか破産とかに関して調べた。

 

もちろんうちの会社がそういう状況という事ではまったくなく
うちの過去の取引先で民事再生手続きを開始した会社がある。

その会社が来月から大手企業の100%子会社として再スタートすると連絡があり、
付き合って良いものか、そもそも民事再生ってなんだという事で調べた次第である。

 

まず倒産について。

倒産 – Wikipedia

明確な定義はないが、概ね、個人や法人などの経済主体が経済的に破綻して弁済期にある債務を一般的に弁済できなくなり、経済活動をそのまま続けることが不可能になること(さらには、そのようなおそれが生じること)をいう。

(中略)

どの時点で倒産と評価するかについて、明確な基準はないが、東京商工リサーチでは、次のような状況になった場合に企業の「倒産」と表現している。帝国データバンクでも同様の基準を用いている。
・6月以内に2回目の手形不渡りを出し、銀行取引停止処分を受けたとき
・裁判所に以下の法的整理手続の申立てをしたとき
  ・会社更生法に基づく会社更生手続
  ・民事再生法に基づく再生手続
  ・破産手続
  ・特別清算
・任意整理(私的整理、内整理)を開始したとき

「倒産」とか「経営破綻」という言葉は結構ハッキリしない表現なんですね。
具体的に民事再生手続き開始か、破産手続き開始かでは大きな違いがあります。

 

大まかに分類すると、清算型と再建型に分かれる。

清算型は、倒産状態になった債務者の財産を換価して債権者に可能な限り弁済することを目的とする制度であり、債務者が法人である場合にはその存続・再建を予定しないのに対し、再建型は、倒産状態になった債務者の財産を直ちに換価・分配することは必ずしも予定されず、債権者らの権利を変更(債務の減免、期限の猶予=分割弁済など)したうえで、現有財産を基礎にして収益を上げ、権利変更後の債務について弁済すること等により、債務者の事業又は経済生活の経済的再生を目的とする制度であるとされている。

民事再生手続きは再建型で、破産は清算型という訳ですな。

で、下記Q&Aサイトに記載されていた内容が
とても分かりやすかったので引用させて頂く。

民事再生法適用後はどうなるの? | 経済のQ&A【OKWave】

つまり、会社を閉鎖して清算したときの金額、つまり会社の財産をぜーんぶうっぱらって作れるお金と今後10年間の計画書を比べてもらうわけです。

たとえばここに借金5億の会社があるとします(50軒の債権者がいるとして)。
ここがもし廃業するとして、全部(在庫も車も机も建物も・・)売り払うと5千万だとしますね。
これをみんなで分けると一軒あたり100万円になります。
どう頑張ったって100万以上にはなりません。
それ以上は取れません。(なぜかって?その次点で破産手続きをしますから法的に取れなくなります)

しかし、この借金を10年かかるけど一軒あたり300万返すよ!
といわれれば、じゃ、そっちのうがいいかなぁ・・って考えますよね。

払う方(民事再生会社)は300×50で1億5千万返せばいいことになり、債権者は倒産させてしまうと100万しか取れないものが再生させると300万入ることになります。

つまり5億の借金が1億5000万まで減ることになりしかも無金利、今まで常に借金を返していたものが10年で1億5千万ですから年間1500万円返せばいいわけです。
5億の借金抱えるまで大丈夫だった会社ですからやる気になれば年間1500万くらいの黒字は出せる会社です。

またそれができないような会社なら民事再生はそもそも裁判所が受け付けてくれませんし、弁護士もコリャ無理だ!といって破産手続きを提案してきます。

上記の例では民事再生で債権70%カットになっているが、
うちの会社と同じフロアで仕事をしている別会社の長老に聞いたところ
80%カットなども良くあるような話であった。

ちなみにその長老が言うには、冒頭に記載した
民事再生手続き後に大手企業の子会社として再スタートしてから
新規取引する分の支払いは問題ないだろうとか言っていた。

 

民事再生にせよ破産にせよ、
70%も80%も未回収になったら大ダメージである。

特定の1社に対する売上比率が大きくなってしまうと
こういった時に怖いというか、簡単にこちらも連鎖倒産してしまうので、
片寄らないように意識して行動をしていきたいと思う。

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