Thunderbirdのデータ抽出

Thunderbirdのメールログ解析を試みた。

 

解析をしようと考えた経緯としては、
毎日取引先から届くメール、いわゆる案件引き合いのようなものだが、

そのメールが直接ではなくとも営業数字に関わっているはずなので
どの会社の誰から何件きているかの現状をまず把握する事が
何か次の一手につながるのではないかと考えたからである。

 

そこでまず問題になったのがデータの抽出について。

現状平日で1日500通以上、月間で10,000通以上のメールを受信しているので
まさかそれを1通ずつ開いてメモっていく訳にもいかず、

データが何かしらファイルとしてエクスポートできていれば
そのデータを加工して集計するのはさほど難しくないと考えたが、
数多くのメールデータをどうエクスポートするかがまず最初の課題であった。

そこでThunderbirdのアドオンで良いのがないか探してみると
とても良さそうなものがあった。

ImportExportTools

 

私が使用した方法としては、まずアドオン追加をすると
「ツール」の中に「ImportExportTools」が表示されるので
その中の「検索してエクスポート」を選択する。

ImportExportToolsの使い方

 

で、例えば11月に受信したメールデータをエクスポートしたい場合、
送信日を「10月31日以降」と「12月1日以前」のふたつの条件で「検索」をする。

日本語的には11月1日以降と11月30日以前が正しい気がするが、
ImportExportTools上ではこういった仕様のようである。
外人が作成したアドオンを日本語化したので、恐らくこうなったのであろう。

ImportExportToolsの「検索してエクスポート」

 

「検索」してしばし待つと検索結果が表示されるので、
形式を選択して「エクスポート」を実行する。

データを加工する場合は「プレーンテキスト(単一ファイル)」が良い気がする。

 

ログ解析から話は脱線するが、
例えば辞めた社員のメール送受信データのバックアップをとりたい場合は、
eml形式でエクスポートをしておけば便利だと思う。
そのバックアップのためだけにメールアカウントを残す必要もなくなる。

 

話を戻す。
上記のエクスポートでログデータの抽出は完了なので、
あとは好きな方法で集計をとれば良い。

私の場合はExcelVBAで集計用マクロを組んだのであるが、
まだ公開するには確認不足な部分があるので
改めて投稿をする。一旦ここまで。

(追記)
Excelマクロでデータ集計