O2Oサービスの「スマポ」を楽天が買収した。
楽天が「スマポ」を運営するスポットライトを買収、創業2年1カ月で
「あと30年は起業家でいたい」–スマポを楽天に売却した若きシリアルアントレプレナー
ちょうど1年前ぐらいに代表の柴田さんと会った事があるので
とても印象的なニュースであった。
うちが手伝っていた別のO2Oサービスと何か協力関係が築けないかと、
メールでアプローチをしたら、あっさりとアポをくれたので
うちの代表とふたりで渋谷にあった事務所を訪問してきた。
柴田さんは物腰が柔らかくとても感じの良い人だったという記憶があるが、
結局はアポの後に連絡をとりあう事はなく今に至る。
うちが手伝っていたO2OサービスはFeliCaを活用したサービスで
お店のFeliCaリーダーにタッチしに行きましょうという
店舗への送客サービスであったが、
スマポは何か超音波のようなものを発信する装置を設置して、
スマートフォンなどの端末側のマイクでその超音波をキャッチするという
仕組みだったと認識しており、
それをキャッチしに店に足を運ぼう的なサービスである。
FeliCaを活用するかどうかはさておき、
うちとしても引き続きO2Oサービスには力を入れたいと思っており
O2Oサービスについて感じている事を簡単にメモを残す。
まず、送客の判定範囲については
大きく分けて3つ、GPS、音波、FeliCaがあると考えている。
当然だが、GPS > 音波 > FeliCaの順番で
認識範囲が広くなり、精度も低くなる。
GPS系に関しては、頓智ドット社が提供するtabが思いつく。
facebookチェックインに絡めたサービスもGPS系と言えるであろうが
私個人的には、GPS系のO2Oは色々と難しいだろうなぁと考えている。
音波と同じ括り(範囲と精度)で考えると、
Wi-Fi接続を活用したサービスは比較的近い分類になるかと思う。
前述のものとは少々脱線するものの、大きなインパクトがあるのが
LINEの企業アカウントによるクーポン配信かと思う。
(お店でクーポン画面を見せると安くなる的な)
グルーポンみたいなフラッシュマーケティングも
無理やり分類するとこっちになるだろうか。
ただ店員に見せるだけとか、紙のクーポン回収というのは、
効果測定にあたり、人的工数がかなりかかるという難点はある。
何だか良く分からないメモになってしまったが、
結局うちで何かやるとなると、FeliCaのIDmを絡めるとか、
NFCを活用するとかが、ノウハウ的には良いという事になるだろうな。