Googleウェブマスター向けブログに本日更新された下記の記事を読んだ。
優れたコードは効果的で、効率的で、保守性に優れ、洗練されているものです。時には会社すらまたがるような大勢の開発者間やチーム間でコーディングを進める場合、コードには一貫性があり、理解しやすいものでなければなりません。それを実現するために、スタイルガイドがあります。
記事の中にあるGoogle HTML/CSS Style Guide(英語)を見たが、
私はこういったガイドラインに従うのは割と好きである。
以前、Web制作会社にいたときに営業マンが「Webサイトのアクセシビリティ」を
営業トークに使っている事があったのを思い出した。
ご存知の方も多いと思うがAnother HTML-lintというサイトにURLを貼り付けると
その指定したサイトの文法チェックが行われ、100点満点で採点がされたのである。
(久しぶりにAnother HTML-lintにアクセスしたらサービス終了していて驚いた)
前とちょっと違うようですが復活してました。
HTML/CSSの正規の記述がされていないと100点どころか
相当に低い点数が表示されるのである。
(記憶違いでなければマイナス100点とかもあった気がする)
営業先の同業他社のWebサイトをHTML-lintに採点させると
往々にして悪い点数が出るので、営業先でその採点画面を表示させ
「キレイに見えるサイトでも裏側はボロボロですが、弊社では…」みたいな
トークが営業マンの間では存在していたのではないかと思っている。
Webサイトのクオリティについて、デザイン面は感覚値になってしまうので
HTML-lintのように数字で指標が表示されるのは顧客にとっても分かりやすかったのだと思う。
100点を出すのはデザインにより困難な場合があるが、90点台を出すのは難しい事ではなく、
指定されたNG項目を修正して、低い点数から目に見えて点数が上がっていくのは
けっこう夢中になって作業できていた事を思い出した。
で、今回のGoogleのガイドラインについて、採点される訳ではないが、
色々と細かく非推奨の記述について記載されていたので、
そのNG項目を潰していく作業をイメージすると少しワクワクしてしまった。
次の土日にでも英文の内容を整理した要約を作成したいと思う。