仁義なき戦いの名言

映画でも見るかとHuluを眺めていると
新着映画に「仁義なき戦い」があった。

なにが新着だと思っていたが、
なぜかそのまま視聴してしまったので
簡単にメモを投稿しておく。

 

言わずと知れたヤクザ映画でございまして、
菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫の3人は出演している事は知っていたが、
田中邦衛も紛れ込んでいるのは知らなかったので、ちょっとウケてしまった。

田中邦衛

 

1点だけ、印象に残った若衆頭(松方弘樹)が組長から辞めてしまえと
言われた際に答えたセリフが名言だったので下に引用する。

 

あんたは初めからわしらが担いどる神輿じゃないの。
組がここまでなるのに誰が血流しとるの。
神輿が勝手に歩けるいうんなら、歩いてみいや。

松方弘樹

松方弘樹、怖すぎです。

まぁこれには事情がありまして、
組長からの指示で、覚醒剤のヒロポンを撲滅させるべく
松方弘樹が奔走してましたが、

回収してきたヒロポンを裏で組長が売りさばいてまして、
それを別の人から指摘をされて、大恥をかいてしまいました。

そのような訳で言い争いになり、
立腹した組長が「盃返して出てけ」と言い放って
からの上記の名言への流れになってます。

 

引用した名言の「血を流す」というのを現実社会に置き換えると、
取引先に「お願いをする」とか「謝罪で頭を下げる」とかになると思います。

神輿にも色々と役割と責任があるので、
同じように血を流す必要はないとは思いますが、

とは言っても、神輿を担がせている手下に対して不誠実であれば、
こう言われても仕方がないでしょうね。

 

色々と考えさせられる事もあり、
映像は古いですが、意外と良かったです。

次作の「広島死闘篇」も暇があったら見てみよう。