売上比率の分散について

久しぶりに週刊ダイヤモンドを買った。

週刊ダイヤモンド

お付き合いのある会社や新規でアプローチ中の会社名も記載されていたので
興味本位で買ってしまった次第である。

このランキングはともかくとして、
下請け企業の苦悩に関する記事には色々と考えさせられた。

「シャープが止まれば、会社が止まる」という一蓮托生の高依存企業の実情や、“脱シャープ”によって生き残ろうと、必死でかじを切る経営者の姿を描いた。

私が印刷会社にて仕事をしていた当時、同業さんと話をすると、
凸版印刷 or 大日本印刷からもらっている仕事で100%機械を回している、
という会社も少なくなかった事を思い出した。

当時は会社運営の事や資金繰りの事などは意識していなかったとはいえ、
そんなにも偏った体制で怖くないのだろうかと不思議に思っていた。

様々な事情はあるかと思うが、リスクから目を背け、1社からの取引に依存したまま、
その状況を改善してこなかったという点では、あまり同情できないようにも思える。

うちの会社に関して、売上比率が1社に大きく偏っているという事はもちろんないが、
事業ごとの売上比率でいうと、1事業に偏ってしまっている状況がある。

これを改善すべく、今期は別事業の売上拡大および売上比率の分散をマストで
行動していく必要があると再認識をした。