先日読んだ下記の日経の記事について。
私はこの記事でいうところのBランクの大学出身であるが、
良い大学出身のほうが「優秀だ」とか「仕事が出来る」とか
もちろん考えた事もない。
私自身も大学時代はアルバイトしかしておらず、
もっとランクが高い(または低い)大学に行っても
基本的には大きく変わらない大学生活だったと思う。
ただ、この記事に記載されている内容について
納得する部分がいくつかあったのでメモも兼ねて転載する。
大手ゼネコンの採用担当者は「ある程度大学を絞り込まないと人手が足りない」と嘆く。人気企業にエントリーする学生は数万人の規模になる。面接できる規模に減らすために学歴フィルターを使うのは仕方がないという。
あるアパレル大手の担当者は「意識的に大学名を見ないで選考したことがあるが、結局、例年と同じような大学の出身者となった。時間もないし、選別する方が効率はいい」と言う。
私は大手企業に在籍していたことはないが、
前職、前々職(従業員80名程度の規模)でも
数百~数千名の書類応募があったと記憶している。
担当者の時間も限られており、かつ応募者の人物面も分からないなか
何で絞り込みやフィルタをかけて面接に進めるかと考えると
効率という点で、これは仕方がない事かもしれない。
無名大学出身の学生を採用したらミスが続き、上司から「なぜ早稲田大卒を採らなかったんだ」と叱られた採用担当者がいたという。「大学名をまったく考えない選考をすると、採用担当者が結果に対して言い訳できないという事情も学歴重視の背景にあるのでは」と推測する。会社員はリスクを取りづらいのだ。
これも納得。
広告系でも同じ話を聞くが、
担当者が良さそうだと思ったプロモーションであっても
無名の広告代理店であれば、結果コケた時の責任が重くなる。
規模の大きい広告代理店へのバイアスがかかるのも当然だ。
中途採用ともなれば、出身大学のランクは次第に関係がなくなるが、
新卒採用の特に書類選考においては避ける事は出来ない事と再認識。