Zyngaの業績悪化に思う事

最近よく目にするZyngaのレイオフや日本撤退に関連してぼやく。

Zyngaの失速と日本撤退にみる、スタートアップで働くということ。 : アゴラ
ソーシャルゲームのZynga、150人レイオフ : WIRED.jp

上記WIRED.jpに記載されてますが、
株価は相当下がっているんですね。

3月の時点で約14.5ドルだったのが
今では約2.5ドル、もはや5分の1以下です。

そして昨年12月にナスダック上場した際の記事はこちら
米ネットゲームのジンガ上場、調達額グーグルに次ぐ:日本経済新聞

設立から5年足らずにもかかわらず終値ベースの時価総額は約66億ドルとなり、ゲーム大手の米エレクトロニック・アーツ(EA)とほぼ並ぶ水準になった。日本企業との比較ではディー・エヌ・エーを上回り、グリーの9割近い水準だ。

この時点から、まだたった10ヵ月です。
流れが恐ろしく速いですね。

Zyngaの先行きを悲観視していた人もまさかここまで速いとは
思わなかったのではないでしょうか。

私も昨年末頃にZyngaのCityVilleをプレイしており、
5,000円だけ課金した事があります。

すぐに飽きてしまいましたが、結構楽しくて
5,000円を払うだけの価値はあったような気がしてます。

ただ、PCから遊んでいたものの
スマホからはアクセスできなくて不便に感じた事を思い出しました。

世間ではユーザーのPCからモバイルへのシフトが騒がれており、
もちろんZyngaもモバイル向けゲームアプリは鋭意開発中だと思ってましたが、
リリースしても人気を出せなかったのか、とにかく耳にする事はありませんでした。

今回の事で改めて感じた事は、モバイルへ向かう流れの強さ、
facebookプラットフォームに依存した「一本足経営」の脆さ、
流れを読まずにアクセルを踏み続ける事のリスクの高さ、
忘れないようにしたいと思います。