2050年の世界

恵比寿アトレの有隣堂で何気なく手にとった本が
面白そうなので買ってみた。

2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する

目次を下記に記載します。

■第一部 人間とその相互関係
第一章 人口の配当を受ける成長地域はここだ
第二章 人間の病気の未来
第三章 経済成長がもたらす女性の機会
第四章 ソーシャル・ネットワークの可能性
第五章 言語と文化の未来

■第二部 環境、信仰、政府
第六章 宗教はゆっくりと後退とする
第七章 地球は本当に温暖化するか
第八章 弱者と強者となる戦争の未来
第九章 おぼつかない自由の足取り
第十章 高齢化社会による国家財政の悪化をどうするか

■第三部 経済とビジネス
第十一章 新興市場の時代
第十二章 グローバリゼーションとアジアの世紀
第十三章 貧富の格差は収斂していく
第十四章 現実となるシュンペーターの理論
第十五章 バブルと景気循環のサイクル

■第四部 知識と科学
第十六章 次なる科学
第十七章 苦難を超え宇宙に進路を
第十八章 情報技術はとこまで進歩するか
第十九章 距離は死に、位置が重要になる
第二十章 予言はなぜ当たらないのか

各章ともに面白かったのだが、
一番印象に残ったのは16章「次なる科学」。

科学の未来は、化学でも物理学でもなく「生物学」にあり、
ナノ科学や情報科学と結びつく事で新たな技術が生まれるとの事。

2章「人間の病気の未来」でもゲノム解析の話が出たが、
バイオテクノロジーは色々と可能性があるなぁと漠然と興味を抱いた。

いまさらこの分野に直接的には立ち入れないが、
何か間接的に関われる商機がないか意識して行動していきたいと思う。